キャリコルについて

kájikaの移乗補助具　
​​​​​​​キャリーコルセット®ができるまで

Kajikaのキャリーコルセット®
​​​​​​​ができるまで

Product Development Process

　母は要介護5をいただき自分では身体を動かすことが出来なくなりました。退院を控えリハビリ病院の理学療法士さんから直々に移乗手技を習いましたが、「もしも失敗して母を落としてしまったら」、「もしも一緒に倒れてしまったら」と不安でした。長期療養になるとリハビリの保険点数がだんだんと減らされていきますが、週に数回のリハビリでは足りません。気が付けば一日の殆ど寝かせたまま。このままではどんどん身体の拘縮が進み、やがて起こすことで逆に具合が悪くなってしまうようになる。そう気が付いた私は一日に一度は母の身体を起こし、ベッドサイドに座らせ、その状態に母を慣れさせて血圧を安定させることや、ゆっくりと手足の曲げ伸ばしをしてあげることを日課にしました。そんな毎日の独自のリハビリの為考案された「キャリコル」が大活躍しました。お陰様で寝たきりでも8年半殆ど拘縮や褥瘡（床ずれ）は経験しませんでした。今でも母の体重を長年しっかりと支えてくれたキャリコルの頼もしさは忘れることはありません。

介護する側の悩み

専門知識がなくても安全で
楽に移乗できたらなぁ…

力のいる移乗で、介護疲れに…
身体的な負担が大きい

介護される側の悩み

移乗の時に、介護だとわかっても
直接体を触られるのはちょっと…

座っていると崩れてきてしまう、
体勢がツラくなってくる